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シルミド

2010/01/16 (土)  カテゴリー/韓国映画

シルミド韓国封切 2003.12.24
監督 カン・ウソク
脚本 キム・ヒジェ
時間 135分
主要キャスト
ハートBソル・ギョング…カン・インチャン
ハートBアン・ソンギ…キム・ジェヒョン
ハートBホ・ジュノ…チョ
ハートBチョン・ジェヨン…ハン・サンピル
視聴日 2009.12.16
評価
   10
作品紹介
 『シルミド』は1971年8月に発生した<韓国空軍特殊部隊>の軍事叛乱をテーマにしたもので、韓国内で1200万人の観客を動員し、話題騒然となった記録的な大ヒット作品。韓国政府が33年間ひた隠しにしていた<実尾島(シルミド)事件>の全貌が、ついにこの映画で暴かれる。<金日成暗殺計画>という、今までタブーとされていた事実をより忠実に、より具体的に描きだした衝撃のトゥルーストーリー。
 主演は『ペパーミント・キャンディー』などの演技派俳優ソル・ギョング。この『シルミド』でもずば抜けた演技力を見せている。またアン・ソンギやホ・ジュノら大物俳優も勢ぞろい。壮絶なアクションシーンも見どころの1つだ。
あらすじ
 北朝鮮特殊部隊によるソウル大統領府襲撃事件をきっかけに、極秘の特殊部隊が結成された。それが“実尾島(シルミド)”に集められた31人の男たち。刑務所に入れられ、住民登録を抹消された彼らは、政府から<684部隊>として『金日成暗殺計画』を任される。3年以上にわたる過酷な訓練を耐えぬき、見事、立派な精鋭部隊へと生まれ変わった彼ら。そんな“殺人兵器”となったメンバーが北朝鮮への潜入を目指して出発した直後、南北の対立が緩和へ向かった。計画の変更により、一転、機密を知る彼らは韓国政府の抹殺対象となる。政府に裏切られたインチャン(ソル・ギョング)ら<684部隊>はシルミドを抜け出し、バスを乗っとってソウルへ向かうのだが・・・。
感想
 観よう観ようと思って先延ばしにしていました。

闇に葬られていた事件ということで、この映画の制作10年前、脚本の段階でひっかかりボツになったそうです。
満を持しての公開となった訳ですが、公開後はこの事件の真相を究明する声があがり、
彼らの遺骨発掘調査や究明委員会まで発足され、「映画が国を動かした」とすごい反響だったようです。

そして2005年12月に韓国国防省が真相を以下のように公表。

 部隊は青瓦台襲撃未遂事件に対する報復計画の実行部隊として編成された。
 映画では重犯罪人や死刑囚が特赦と引き換えに隊員として動員されたように描かれているが、
 実際には特別報酬によって集められた一般人が大半であった。
 部隊の創設は中央情報部(KCIA)の指示によるものであり、実際の管理運営は空軍が担当した。
 31人で編成された部隊は、仁川沖の実尾島(シルミド)で訓練を行ったが、訓練中の事故で7人が死亡した。
 1971年8月23日、残りの隊員が実尾島を脱出し、乗っ取ったバスでソウルに向かったが、
 韓国正規軍との銃撃戦になり手榴弾でバスごと自爆した。
 生存者は6人だったが空軍の病院で2人が死亡、4人が処刑された。

韓国政府の汚点を暴露したすごい映画だったんですね~。
こんなことが実際にあったんだと思うと恐ろしかったです。

極悪な死刑囚だった彼ら。
過酷な訓練にも耐え、指導員たちとの絆なんかも生まれたりして、
任務を全うしたら真人間になってやり直おそうとする心意気に触れ、だんだんと愛着を感じ始めました。
それだけに、政府の下した非情な命令に理不尽さどころか怒りを覚え、胸が熱くなりました。
指導員がなんとか彼らを救おうと努力する姿にも涙、涙。
担当の指導員を殺さなければ生き残る道はないと悟った彼らにも涙、涙。
約束を守れなかったとキム准尉が自殺したシーンや
カン・シニル(役名がわかんない)が慕っていた指導員を銃殺するシーン、
チョ二曹が頼まれた飴を落としバスに駆け寄ったシーンは号泣ものでした。

いわゆるイケメンは出演していなくて、男臭い俳優が勢ぞろい。
ここまで迫真の演技を見せてもらったら、もう何も言うことがありません。

「国家のために命をささげ献身された方や
その遺族の方々のささやかな慰めになることを願います。」 
と映画の最後にメッセージが添えてありました。
この事件を乗り越えて今の韓国があることを観客に理解して欲しいというカン・ウソク監督。
しっかりと心に刻みましたよ。
生涯忘れられない映画となること間違いなし。
時代に翻弄されたシルミド兵士の姿をぜひ観てください。




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